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Sobaさんの投稿で「自己植民地化」を面白く読ませていただきました。「生涯学習を享受する生徒さんに敷衍したのはこちらの勝手です」ということですが、確かに私も英語教師を長くやっていましたので、少年少女の段階でもそういう風潮があることは感じていました。
でも、まさに日本はそれを国を豊かにする「道具」として利用してきたのかも知れませんね。中世から江戸時代までは中国や韓国を文化宗主国として、明治からは欧州を、そして、太平洋戦争後はアメリカを、という風に、数か月前の民主党誕生前まで、対米従属を日本は国是として推進(あるいは受け入れ)してきました。
「英語を勉強する」ということは極めて歴史的、経済的、そして政治的な営みだと思います。そして、日本の英語勉強は、北海道のZENさんがおっしゃるように、「アジアの多くの国々の人々は、生きるため、仕事のため、生活のために必死で外国語を学び覚えている。それに比べて日本ではなんのために外国語を学ぶのかという切迫した理由がなく、なんとなく教室に通っている。」のが事実で、言ってみれば、ずいぶん「お気楽」な勉強です。もし切迫した必要な資料が必要だとしても、それはよほど先進的なものでない限り、日本語に翻訳され提供されているので、べつに英語で読む必要なないのが現状だと思います。それでも「英語をやる」というのは実用以上の必要性、つまり、Sobaさんの言う「生涯学習を享受する生徒」の世界なのではないでしょうか。それ自体には問題はないでしょう。でも、ちょっと掠っただけで、英語学習をムードで済ましている人に対しての、教師側のいらだちは良く理解できます。教師は必至で勉強してきたのに「少しは(生徒も)自分でも苦労しろよ!」と叫びたくなりますね。
今日は、私は日本語ヘルプをしているロシア青年のスピーチコンテストに向けた特訓を自宅でしました。次の日曜日、約20名が出場して競い合う八王子市の日本語スピーチコンテストがあります。それに出場するのですが、まだ、彼は原稿を覚えられずにいますし、内容も「村上春樹に魅せられたボク」というかなり重いもので、私としては頭痛の種になっています。どうなることになりますやら。 客席でドキドキしながらも、とにかく平常心で臨みたいと思います。彼が春樹に魅せられた最大の理由は「羊男」という主人公自身の別働隊であるキャラクターが主人公に言う次の言葉です:
「踊るんだ、踊り続けるんだ。なぜ、踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんて、もともとないんだ。」
大学で自分の勉強を続けていくべきか悩んでいるときに、友人から貰った本の中で、出会った言葉で。ずいぶん自分の進路に影響を受けたそうです。それ以降、ロシアで翻訳出版されている春樹の作品11冊を全て読破した、そうです。そんなことを中心に4分間の演説をします。どうなることでしょうか? 来週には結果が分かるので、この掲示板に発表します。
特訓のあと、ロシア民謡をラジカセで掛けながらビールと日本酒で酒盛りをしていると、「ボルガの舟歌」が掛かりました。 例の「アイタタ アイタ、アイタタ アイタ」という日本語みたいな歌詞がありますね。それで、ロシア青年に「何という意味か?」と尋ねたところ、「これには意味はなく、船を漕ぐときの掛け声です」とのことでした。では、これは、「ヤーレンソーランソーラン、、、ドッコイショ ドッコイショ」と同じなのかな? 英語には「Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O」 なんて囃し言葉がありますし、韓国語では「エイ ヘイヤー、エイ ヘイヤー」なんて囃しもあります。人間にはなんか拍子をとってみんなで同じ動作をするときに掛ける、囃しことばがあるのですね。世界の囃し言葉を集めてみたら面白いでしょう。きっと、人類共通のルールがあるのかも知れません。
では、みなさん、秋も深まります(カウリ キッポカムニダ)ね。読書の秋、食欲の秋、空は真っ青です。「天高く、馬肥ゆる秋」敵の襲来にも気をつけながら秋を満喫してください。 tommy
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