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いまの中学校の英語の授業を見ていていちばん驚いたのは辞書(英和辞典)を使わないということです。
教科書に出てくる単語は巻末にまとめて載っていますが、内容がイージーでお粗末。
授業でも辞書を使わないし、そもそも辞書を持っていない子もいます。
ぼくらが中学校くらいのときはボロボロになるくらい辞書を引けといわれて育ちましたが時代は変わったものです。
教科書にはHe play tennis の playの意味を「〜する」としていて、英語の勉強を見てやったある子は安易に英語のplay=日本語の「〜する」という等式で覚えていました。
英語と日本語はかならずしも等式(イコール)ではむすべませんよね。
テニスをする、野球をする、という場合はたしかにplayを「する」と訳せますが、勉強する、仕事をするはplayではない、必ずしもplay=するとは訳せないので辞書を引いて意味を調べてみようと言うと、辞書の引き方、見方がわかってないのに驚きました。
その子にplayを引かせて、スポーツやゲームをする、楽器を弾く、演じるという意味を確認させ、辞書には活用、語形変化、熟語、慣用表現なども書いてあり、辞書の例文をしっかり読み込むといろいろ使い方がわかるということを教えたのですが、そもそも日本語のある単語と英語のある単語は意味領域の一部が一致するとしても完全な等式では結べないということを理解していない。
たとえば前置詞のonを日本語では「上」と安直に覚えてしまっている子がいます。
回路図でスイッチのon offを考えればわかるようにonは接触しているという意味が重要で、テーブルの上にハエが止まっている(テーブルと接触している)のならon the tableでもいいけどテーブルの上をハエが飛び回っているのならonではなくaboveなりoverになるということ、日本語と英語は必ずしも等式で結べないということを理解していなかったりします。
http://homepage3.nifty.com/zen1999/index.htm
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