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下に書いた「石器時代収音機」のキットに触発され、全部自分で作れないか挑戦してみた。
原始的なラジオにも最低限必要な「同調」と「検波」を自作できる、とネットで知ったので、この2,3週間、試行錯誤をしていたら、本日、最難関の検波も出来て、完全手作りのラジオが完成した。(ただし、「出力」にはイヤホンでは音量が小さすぎて聞こえないので、コンピュータ用の増幅スピーカーに接続した。それでもかすかな音である)
検波には「ゲルマニウム・ダイオードを使用せずとも錆びたカッターとシャープペンシルの芯があればできる」とネットに出ていた。そこで、道具箱から運よく錆びたカッターを見つけ、その刃の部分にシャープペンシルの芯を擦りつけ、あちこち動かしていたら、ある場所で米軍放送が聞こえてきた。(私の自宅は米軍放送局のある横田基地から13kmだから、強い電波を受けているためであろう)
コイルは障子紙の芯に150回程度、銅線を巻いたもの、バリコンは台所にあるアルミホイル2枚(約15cm四方)をそれぞれ別の書類ファイルに入れることで絶縁して、その2枚のアルミホイルを少しずつずらしていくとNHKの第1、第2、そして米軍放送が選局できた。(TBSなど他の局は聴解不能)
アンテナは電源アンテナも試してみたが、家庭の電話機についているアンテナに接続するのが、一番良かった。かすかな音だが、話の内容は聞きとれる。
今回のラジオ制作でわざわざ購入したものは一つもなく、コイル、バリコン、そして検波器の3点すべてを家にあった材料で作った。こんなもので、放送が聞けるとは、前回の「石器時代収音機」に増して驚き、またあらためて不思議に思ったものである。 tommy
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